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活版印刷でインキを使用せず印圧のみで凸凹の再現を「空押し」と言います。さりげなくワンポイントで使われたり、柄として使われたりします。インキを塗布しないことによる、独特の高級感と存在感がある人気の高い加工です。
インキを塗布せずに、文字や柄だけを浮き立たせる「空押し」という加工があります。インキをのせた印刷に比べると主張が弱くなると思われがちですが、敢えてインキを塗布しないことでさりげない主張があり、品のある独特の高級感があります。
ロゴなどをワンポイントでさりげなく目立たせる使い方が一般的ですが、名刺全体にドット柄や格子柄を空押ししたりといった、テクスチャのような使い方も可能です。また、空押し部分に透明やパールのインキも使っても、味わい深い印象になります。黒林堂ではパールインキや、メジュームという透明のインキをご用意しています。通常の空押しをさらにさりげなく個性的に見せたい方は、これらの使用もご検討ください。
印刷インキについてからご覧いただけます。
強い印圧で加工すると、はっきりと文字や柄が浮き立ってよく目立ちます。通常、空押しではある程度の印圧の強さを必要とします。ただ印圧をあまり強くしすぎると裏面に凸凹の影響が強く出てしまいますので、両面印刷の際は特に注意が必要です。両面印刷の場合は弱めの印圧にしたり、厚い紙を使用したりして、裏面に影響させないような空押しが一般的です。
印圧は「裏面に干渉しない範囲でできるだけ強く」など、ご要望をお伝えいただければ、できる限りご希望に沿った対応をさせていただきます。印圧は見本帳でもご確認いただけますので、ご希望の方はサンプルのお申込みをご覧いただければと思います。
また、空押しはインキを使いませんが、活版印刷の1色扱いとなります。例えばスミ一色と空押しの印刷の場合は2色印刷となりますので、お見積りの際はプルダウンから2色をお選びください。